好きなことして生きてはいけないのか？
こんにちは。ひろしです。
私はこれまでずっと楽しいことや好きなことをやる上で、いつも少しの罪悪感が伴いました。
ーーと、本題に入る前にひとつ注意書きをしておきます。
書きたいことを書けるときに書けるだけ。という信条でやっています。毎日更新やりません。気まぐれ日記です。ご了承を。以下本題です
「好きなことは、やらなきゃならないこと」というのが今回の私のコロナ気づきの根幹です。
これまでずっと、私は楽しいこと、好きなことをやる上で、少しの罪悪感が伴いました。
それは、「楽しいことばかりやっていては生きていけない。」「好きなことを仕事にするとしんどいよ」などの先人から受けた知恵が原因でした。
目次
結果的に言うと、全てウソです。
誤解を恐れずに言うと、「やりたいことがあるなら、やるべき」です。
その考えに至った経緯を、ここに記します
やりたいことは、やるべきこと
まず大前提として、好きなこと＝楽しい
という意味で話を進めていきます。
皆さんの趣味は何ですか？
私の趣味は料理、音楽、写真、バイクなどです。好きなことをしているときは、楽しくて没頭してしまいます。もっとやりたいけど、時間がないな〜という位に。
私は好きなことの一つである「料理」を仕事にしました。
もともと外食が好きで、お店が出来たらいいなあ。という想いが出発点でした。
私の経歴
国立大学卒で、就職活動も行っていましたが、自分には合わないと思い、どうせなら「やりたいことをやろう」となけなしのお金を握りしめ、近くの気になる飲食店を回りました。その中で一番気になったお店に、閉店後アポ無しで突入。給料ナシでいいので働かせてほしい、勉強させてほしい、と頼み込みました。
結果、断られました。笑
今思えば当たり前のことです。募集していなかった上に、アポ無しですからね。
泣く泣く諦め、第２候補のお店に募集があったため、面接依頼。結果、まずはアルバイトとして無事採用され、飲食業界へと足を踏み入れました。
余談ですが、このとき突入して断られたお店のシェフには、その後ずっと、そして未だにお世話になっておりますが、それはまた別のお話。
飲食業の抱える問題
飲食業は拘束時間が長く、休みはほとんど無く、給与は少ないです。精神的にも肉体的にもハードな職種です。これだけ聞くと、いいところが無さそうですね。
もちろん、いいところもあります。お客様と関われることです。
お客様に「ごちそうさま」「ありがとう」と感謝していただけることです。
- 「ごちそうさま」だけで嬉しく、（っしゃがんばろ！ってなる）
- 「ありがとう」はなおさら、（明日もがんばれる！ってなる）
- 「美味しかったよ」なんてこの上ない喜びです。（この仕事やってて良かった！ってなる）
要するに見返りはこれらの言葉で充分なわけです（もちろん、お代はいただきますが、、、）
そのために飲食店従事者たちは毎日毎日てまひまかけて、まごころ込めて接客、調理を行います。
ただ実際に私は朝８時から夜中１時２時まで仕事をし、週に一度きりの定休日には出来なかった仕込みをしに行ったりと、まともに休みはとれませんでした。時間が合わないので、友達はどんどんと減っていき、誘われることもほぼなくなりました。親友の結婚式に出ることすら許されませんでした。
調理学校卒でもないため、料理人仲間もおらず。当時同棲していた女性が唯一の救い、という状態でした。
いったん、退職する
親友の葬式に出ることさえ許されなかったことをきっかけに、何かがおかしいと感じ、そのお店を退職しました。給料低い（当時手取り１５万弱で、そこから国民健康保険料や国民年金を自分で支払っていた。）自由時間ない、休みもない、に加えて大切な人の結婚式やお葬式にすら出ることが出来ない。こんな世界なら、辞めてしまおうという思いでした。
辞めたはいいものの当時、社会のことを何も知らなかった私は、職安に行くという発想すらなく、ただ無料の求人情報誌を見ながら、割のいいバイトでもして、とりあえずお金貯めるか。と考えながらダラダラと２週間ほど過ごし、気づけばまた飲食業の正社員になっていました。
なぜか何度も飲食業へ
このあとも何度か挫折を経験しながらも、結局飲食の道を歩んでいました。
続けてこれたのはやっぱり、自分でお店を「やりたかった」し、
飲食業自体は自分の「好きなこと」であったからだと思います。
さて、長々と書きましたがようやくここで「すきなこと」「やりたいこと」というキーワードが出てきました。
というとこで、今日のところはおやすみなさい。
読んでいただき、ありがとうございました。
今日の１曲↓
ああしなさいとか こうしなさいとか もううんざりだよ
ああしなきゃとか こうしなきゃとか もううんざりだよ何が正しいか知らない
何が楽しいか知ってる“即死/THE HIGH-LOWS
作詞作曲/真島昌利”より抜粋
